寒い冬と珈琲。
- Mono hoshino
- 2018年3月12日
- 読了時間: 2分

好きなものが増えると、世界が広くなる。気がする。
私はフィンランドに来るまでずっと珈琲とビールが飲めませんでした。
こちらに来てから、みんな珈琲好きなんだなぁ、と11月ごろにふと気付きました。
今日、図書館で向かいに座っていた女性は、パソコンを打ちながら珈琲をお代わりしていたし、ミーティングや勉強をする机に珈琲を目にすることも多いです。
なんでなんだろう、と不思議に思いました。
フィンランドの物価は安いものでもないし、たった1杯の珈琲もこちらでは2ユーロ以上することが多いです。
それでも、世界でフィンランドは最もコーヒー豆の消費が多いらしい。
12月から2月は冬。寒くてどんよりと暗く、朝になっても、外が暗いとなかなか目が覚めません。
暗いうちに家を出て、授業が終わって外に出ると日が出ています(でも曇っているので太陽は見えない)。それでも3時過ぎにはまた暗くなってしまうのです。
そんな時に珈琲を飲んで、体と気持ちを切り替えているのかな、と思います。
私もいつからか、「せっかくフィンランドにいるんだし、珈琲が飲めるようになりたい。」と思い珈琲を飲むようにな理ました。
苦いものが苦手なので、お砂糖とミルクをたくさん入れていました(今でも?)。
最初は全くわからなかった美味しさが、最近少しだけわかるようになった気がします。
飲めなかったことが飲めるようになる。
できなかったことができるようになる。
少しだけ、大人になった?
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